さっそく苦しい状況に立たされているテン・ハーグ監督 photo/Getty Images
L・マルティネスも合流したばかり
今夏は積極補強に動き、コーチ陣も一新するなど新シーズンに向けた気合が感じられるマンチェスター・ユナイテッド。週末にはマンチェスター・シティとのダービーとなるコミュニティ・シールドが控えており、まずはここで勝利といきたいところだ。
ところが、守備陣に離脱者が続出しているという。中足骨骨折で全治3カ月のケガを負ったレニー・ヨロだけでなく、ハリー・マグワイアら4名のコミュニティ・シールドへの出場に疑問符がついていると英『Daily Mail』が伝えた。
マグワイアはふくらはぎの故障に悩まされており、プレシーズンツアーでも限定的な出場だった。エリック・テン・ハーグ監督は、コミュニティ・シールドに先立つ会見で「ハリー・マグワイアは予防措置として(アメリカでのリヴァプール戦を)欠場したが、土曜日の出場は依然として疑問だ。我々はトレーニングを行っており、彼が出場できるほどコンディションが良いかを見極める必要がある」と語った。
また、「ヴィクトル(・リンデロフ)はリヴァプール戦でプレイしたが、彼も疑問符付きだ。また、アッザ(アーロン・ワン・ビサカ)とルーク・ショーも疑問符付きだ。明日、彼らを評価する必要がある」とも語っている。4名のDFがコミュニティ・シールドを欠場する可能性が高いようだ。
つまり、コパ・アメリカ後の休暇を経て今週チームに合流したばかりのリサンドロ・マルティネスの復帰を急がねばならないことになる。他はジョニー・エヴァンズ、ディオゴ・ダロトが出場可能だという。
ユナイテッドは昨季、最終ラインにケガ人が続出し、MFカゼミロを緊急的にCB起用するなど難しい対応を余儀なくされた。