ユヴェントス加入後35試合で1ゴールのみ…… モッタ政権で変...の画像はこちら >>

ユヴェントスでプレイするウェア photo/Getty Images

今季は攻撃的なウイングで出番増加か

今季よりユヴェントスの指揮官にはチアゴ・モッタが就任。昨季ボローニャで見せたアグレッシブなスタイルをユヴェントスへ持ち込むことが期待されており、独特な哲学を持つモッタの手腕に期待しているサポーターも多いだろう。



そのチームにおいて、今季は『違う選手』になれると意気込む者がいる。24歳のアメリカ代表FWティモシー・ウェアだ。

今夏のコパ・アメリカでは大事なパナマ戦で暴力行為を働いてしまい、一発退場の処分を受けて批判を浴びたウェア。選手としてもう一段大人になる必要がありそうだが、ユヴェントスでも変化が求められている。

課題は得点力の向上だ。ウェアはユヴェントスに加入して以降、35試合に出場して1ゴールしか決めていない。昨季のマッシミリアーノ・アッレグリ体制では3バックの右ウイングバックに入る機会が多かったため、ゴール前でチャンスに絡む機会が少なかったのは仕方がない。ただ、アシスト数も35試合で僅か2つだけだ。アタッカーとして物足りない数字なのは明らかだ。

ただ、モッタ政権では役割が変わる。今夏のプレシーズンでは右ウイングに配置されることが多くなっており、ウェアも違う選手になれるはずと意気込む。

「ピッチでは常にハードワークし、チームを助けたいと思っている。
新しい監督、新しいフォーメーションとなり、より攻撃に重点を置くようになった。僕も違う選手になると思う。そうなるべく毎日取り組んでいるところだ。監督とはとても良い関係を築けている」(クラブ公式より)。

リール時代も107試合で8ゴール8アシストと、そこまで数字を稼いでいたわけではない。ここはアタッカーとしての改善点で、モッタの指導でどう変わるか楽しみだ。

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