アーセナル戦に出場したモスケラ(右) photo/Getty Images
中継カメラにもしっかり映っていた
アーセナルはプレミアリーグ開幕節でウォルバーハンプトンと対戦、2-0で勝利を収めた。
この試合中、ウルブズDFジェルソン・モスケラが行ったラフプレイが波紋を呼んでいる。55分、ハフェルツのドリブルを止めた際に交錯したモスケラは倒されたが、その際ハフェルツに覆いかぶさるように喉元を掴み、押さえつけていた。モスケラを掴んで倒したのはハフェルツだったが、起き上がるときに相手の喉元を押さえる必要はなかったと思われる。
また、終了間際にもラフプレイがあった。交代出場したガブリエウ・ジェズスが右足のシューズを整えるためにががんでいると、そばにいたモスケラがジェズスのお尻の割れ目近くを触ったのだ。当然のことながらジェズスは激昂しモスケラを突き飛ばした。ジェズスにはイエローカードが提示されたが、モスケラはお咎めなしだった。英『Daily Mail』は、これを「今週末のもっとも奇妙な警告」と報じている。
この2つのラフプレイは中継カメラにもしっかりと映っていたが、英『THE Sun』は、この2つのプレイに対してアーセナルファンがモスケラと審判団に対し怒り心頭だと報じ、SNSに投稿されたコメントを紹介している。
「ハフェルツを絞め殺し、そしてこうなった。この男はおかしい」
「このリーグの審判には何らかの対策が必要だ。ひどいもんだ」
「なぜレッドカードが出ないんだ???」
「ヨーロッパで最悪の審判団だ」
2015年のコパ・アメリカではチリのDFゴンサロ・ハラがウルグアイのエディンソン・カバーニのお尻に手を入れ、激昂したカバーニが退場となる騒ぎとなったことも。南米ではこういった挑発を行う選手もいるようだが、明らかに非紳士的な行為であり、プレミアリーグでも明確な処罰が必要かもしれない。
Mosquera and Havertz pic.twitter.com/bMYmYnKxhx
— ESPN FC (@ESPNFC) August 17, 2024