代表で活躍したフェルミン・ロペス photo/Getty Images
大きな期待を込めた契約提示
昨季、シャビ・エルナンデス監督によって見出されたフェルミン・ロペスは公式戦で11ゴールを記録と期待に応える活躍を見せた。更に、今夏のユーロ2024とパリオリンピックのスペイン代表に選出され、両大会で優勝を果たし、パリオリンピックでは決勝での2ゴールも含めて計6ゴールを挙げるなどMVP級の活躍を披露した。
『MUNDODEPORTIVO』によると、パリオリンピック終了後に行われたフェルミンの代理人とデコSDによる会談で、バルセロナ側は現在2027年までとなっている契約を2029年に延長を望む意思を伝えたという。加えて、フェルミンの年俸改善、ボーナスの増加、契約解除条項の増額とフェルミンへの大きな期待を込めた契約提示となったようだ。
契約は今月中ではなく、9月中にまとまる見込みだが、当事者間の交渉は前向きに進んでいる。他クラブからはパフォーマンスが高く、年俸が安いと考えられており、多くのクラブがレンタル、完全移籍問わず獲得を狙っているとされているが、フェルミン本人はクラブに残る意思が固い。
今夏は代表でのビッグマッチを戦い続けたフェルミンだが、現在は休暇中で、クラブへの復帰は20日に予定されている。フェルミンの復帰はハンジ・フリックにとって間違いなく待望のものとなることだろう。
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