大敗後、ファンに謝罪したコンテ監督 photo/Getty Images
補強で再建なるか
ナポリが新たに3選手の獲得に動き出したようだ。24−25シーズンの開幕戦に大敗した後、補強の計画を練り直したとみえ、早速、移籍交渉を開始しているようだ。
まず一人目はチェルシーのロメル・ルカクだ。以前からヴィクター・オシムヘンとのトレードの噂など、ナポリが獲得を目指している噂があった。『Football Italia』によると、今回ブルーズに対し、改めて買取義務付きのローン移籍をオファーしたという。しかし提示金額は総額3000万ユーロと、チェルシーが望む4300万ユーロと程遠く、このままでは契約が成立する見込みは薄いとみられている。
二人目は同じくチェルシーのMFカーニー・チュクウェメカだ。この20歳の選手はボックス・トゥ・ボックスで活躍する選手。運動量が豊富で攻撃参加も得意としている。そんな彼を1500万ユーロから2000万ユーロでの買取オプション付きローン移籍での獲得を目指しており、契約が成立する可能性が高い。
そして三人目は元ドイツ代表のベテラン、マッツ・フンメルス。ナポリは開幕戦の敗戦を受けて、守備強化のため現在フリーのフンメルスに関心を寄せたようだ。オファーの詳細は不明だが、既に本人と接触を開始しているそう。今後の動向が注目される。
このようにナポリは、早急にチームの立て直しが求められている中、補強の動きが活発化した模様。バランスよくストライカーや、攻撃的な中盤の選手、守備のスペシャリストの獲得を目指しているようだ。果たして補強を実現させて強いナポリの再建なるか、続報を待ちたい。