リヴァプールの守護神アリソン photo/Getty Images
関心があったことは認めた
リヴァプールでプレイするブラジル代表GKアリソン・ベッカー(31)はサウジアラビアから関心があったことを認め、将来的な移籍の可能性がないわけではないことを示唆した。
2018年夏にローマからリヴァプールに加入したアリソン。
クロップが退任し、今シーズンからはアルネ・スロット監督が新たにリヴァプールを率いるが、新生リヴァプールでも守護神の立場は変わらない。ここまでプレミアリーグ2試合は共に完封しており、今シーズンもリヴァプールのゴールマウスには頼れるGKがいる。
そんなアリソンは、近年欧州のトップクラスの選手たちが移籍するサウジアラビアのクラブからの関心があったことを認め、将来的な移籍の可能性も排除しなかったが、現段階ではリヴァプールでのキャリアをまっとうしたいと考えているようだ。
「サウジアラビアからの関心はあった。他の選手がサウジアラビアでプレイして得ている金額を聞くと、少しは惹かれる。それは普通のことだが、給料について話すところまでは決して至らなかった」
「私はリヴァプールと契約を結んでいる。それを最後までやり遂げたいし、もしくは新しい契約を結びたいと思っている。私は本当に幸せだ。契約がある間は、ここリヴァプールに集中するつもりだ。もし他のクラブと私を交渉することがクラブにとって有益であるならば、それはまた別の話になるだろう。私はサウジアラビアへの移籍にはオープンだが、現時点では違う」(英『Daily Mail』より)
サウジアラビアへの将来的な移籍は否定しなかったが、アリソンは今、リヴァプールに集中しているという。
開幕から2連勝はリヴァプールにとっても最高のスタートであり、さらに無失点というのはアリソンにとっても最高のスタートダッシュだと言えるだろう。昨季は怪我で離脱する期間も長かったが、再びリヴァプールがタイトルを手にするためにはアリソンの活躍が欠かせないものとなる。