実力的にはヨーロッパから去るには早すぎる…… デパイがコリン...の画像はこちら >>

1年を通して安定した活躍が求められているデパイ photo/Getty Images

新天地はなんとブラジル

オランダ人FWのメンフィス・デパイがブラジルのコリンチャンスと2026年12月までの2年契約を結んだ。

デパイは昨シーズン、アトレティコ・マドリードに所属し、公式戦31試合に出場し9得点をマーク。

試合に出れば上々の活躍を見せたものの、ケガで2度チームを離脱するなど不安定な一面も露呈。クラブはシーズン終了後に延長オプションを行使せず、契約満了となっていた。

ちなみにデパイはEURO2024で活躍したものの、9月開催のUEFAネイションズリーグの2試合には招集されなかった。『BBC』によると、その決定を下したであろうオランダ代表監督ロナルド・クーマンは、そんな彼の移籍に関して「将来への扉を閉ざすものではない」と評価しているそうだ。そしてクーマン監督は、あくまでもデパイ個人の能力の高さを認めているようで、代表復帰もブラジルリーグのレベル云々ではなく、彼のコンディション次第と見ているとのこと。

デパイはまだ30歳と、年齢的にも老け込むには早すぎる。実力的にもまだまだトップレベルで活躍できるだろう。ただ課題は一年を通して安定した活躍が見せられるかだ。果たして新天地でどんなシーズンを過ごすことになるのか、今後の活躍に注目したい。

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