イングランド代表のレジェンドであるルーニー photo/Getty Images
シュート、パスなどなんでもできた
イングランド代表、そしてマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニーはもっと評価されるべき選手だろうか。
ユナイテッドで公式戦559試合で253ゴール139アシストをマークし、イングランド代表では120試合で53ゴールを記録していたルーニー。今ではハリー・ケインに記録を更新されたが、イングランド代表歴代最多得点記録保持者だった。そんなルーニーが過小評価されていると語ったのがワトフォードのエースとして活躍したトロイ・ディーニー氏だ。
「ウェイン・ルーニーはイングランド史上最も軽視されているサッカー選手かもしれない。人々はウェイン・ルーニーがいかに素晴らしい選手だったか、そして今もそうであるかを知らない。コール・パーマーやジュード・ベリンガムについて、今、みんながどう言っているか知っているだろう……ウェインは何でもできるんだ。彼はゴールを決め、ほとんどの選手よりも強く、素早く、タックルもした。18歳のとき(EURO2004で)、彼はリリアン・テュラムに挑んでいたんだ!」(『The Stomping Ground』より)
これにはユナイテッドでチームメイトだったラヴェル・モリソン氏も同意し、「彼(ルーニー)は間違いなく、間違いなく、イングランド史上最高の選手だと思う」と語り、ルーニーがいかに凄い選手だったかに言及した。
イングランド代表では「黄金世代」のストライカーとしてプレイしていたが、タイトルには縁がなかったルーニー。しかしルーニーはディーニー氏が言うようになんでもできた。9番や10番だけではなく、ウイングや中盤までこなすことができた。シュートやパス、ゲームメイクなどはもちろん、スピードやフィジカル面でも天賦の才能をルーニーは持っていた。
「超万能ストライカー」として歴史に名を残すレジェンドであることは間違いないが、ディーニー氏が言及しているようにもっと高い評価を受けてもいい選手の1人なのかもしれない。
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