出場時はいいパフォーマンスを見せているヨルゲンセン photo/Getty Images
サンチェスが現チェルシーの守護神
UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグのリーグフェーズ第4節でハイデンハイムと対戦し2-0の勝利を飾ったチェルシー。
例の如くプレミアリーグとはメンバーを大きく入れ替えて臨んだこの試合で抜群の存在感を見せたのはGKフィリップ・ヨルゲンセン(22)だ。
そんなヨルゲンセンは今夏にビジャレアルからチェルシーに加入。ここまではカップ戦要員となっており、プレミアリーグではロベルト・サンチェスがゴールマウスを任されている。しかし、サンチェスはミスを指摘されることも多く、安定したパフォーマンスを見せることができていない。そのためピーター・クラウチ氏はハイデンハイム戦の後、『TNT Sports』にてプレミアリーグでもヨルゲンセンにチャンスを与えるべきだと主張した。
「チェルシーは今夜、自分たちのやり方で試合を進めることができず、何度もヨルゲンセンに頼らざるを得なかった。私は、彼にチャンスを与えるべきだと思う。サンチェスについては、多くのことが話題になっている。いくつかのミスがあり、時々ナーバスになっているようにも見える。私が彼(ヨルゲンセン)のプレイを見たときはいつも彼はミスをしなかった」
さらにチェルシーOBであるジョー・コールもクラウチの意見に同意しており、次のようにヨルゲンセンを称賛している。
「彼は名前を聞かないタイプのGKの一人だ。
エンツォ・マレスカ新監督が就任後、かつての強さを取り戻しつつあるチェルシー。リーグ戦でも現在3位にいる。しかしGKのポジションはしばしば議論されるところであり、チェルシーの補強すべきポイントとまで報じられていたが、ヨルゲンセンはその答えになるかもしれない。