今シーズン7つ目の賞を受賞した大谷 photo/Getty Images
インタビューではリハビリ状況についても言及
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、『AP通信』から年間最優秀男性アスリートに選出された。
大谷は今回の受賞で3度目となり、受賞回数でバスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダン氏と並んだ。
この賞は、AP通信とその加盟団体のスポーツ記者74人による投票によって選ばれ、大谷は48票を獲得し1位となった。ちなみに2位だったのは、10票を獲得した競泳選手のレオン・マルシャン。パリ五輪で金メダルを4個獲得したスーパースターだ。
大谷はAP通信の独占インタビューで「とても光栄です。これまでの努力が報われました。来年もまた賞を取れるように頑張ります」と喜びを語った。
また彼はこのインタビューで投手としてのリハビリ状況についても言及した。
「まだ完全に動くわけではないですが、だいぶ良くなったように感じます。まだ少し張りがありますが、痛みはなく、ゆっくりだけど確実に良くなってきています。コンディションを万全に戻すという最終目標に到達するためには、小さな一歩を踏み出すことがとても重要だと考えています」
「私の個人的な目標としては、開幕戦までに完全に投げられるようになることです。二刀流が実現できれば最高ですが、その時になってみないとわからない状況ではあります」
これまで一部メディアの報道では、大谷の二刀流については開幕に間に合う可能性が低いと報じられてきたものの、このインタビューから本人は最後まで希望を持ってリハビリに臨んでいることがわかった。
果たして、大谷は来季の開幕投手として日本のマウンドに上がることができるのか。今後の動向に注目したい。