バルサのカンテラ最大の後悔? ビラジョアナ氏の心残りはポグバ...の画像はこちら >>

モリバはレンタル移籍を続けている photo/Getty Images

バルサには残らず

バルセロナの下部組織は次々と優秀な選手を生み出しており、今のチームもFWラミン・ヤマル、MFガビ、DFパウ・クバルシなど若くから主力を張る選手たちがいる。

今は再びラ・マシアの育成力に注目が集まっているが、ラ・マシアの会長を務めてきたシャビ・ビラジョアナ氏には心残りがあるという。

スペイン『Tribuna』によると、それはバルセロナにいたMFイライクス・モリバだ。

現在21歳のモリバもバルセロナの下部組織で育った選手で、トップチームに上がってくるのも早かった。2020-21シーズンにはトップチームで出番を与えられるようになり、当時はポール・ポグバとも比較されるスケールの大きなMFだった。

しかしモリバはバルセロナとの契約を延長せず、2021年にライプツィヒへと移籍。ビラジョアナ氏は誠意を持ってモリバに新契約を提示したが、うまくいかなかったと振り返る。

「(残念だったのは)モリバだろう。彼の能力を信じていたからこそ新しい契約をオファーしたけど、それは彼の決断だからね。我々が彼に出したオファーは良いものだったと思うが、彼の代理人と両親はそう思わなかったようで、他クラブからのオファーを受け入れたんだ」

モリバは185cmとサイズのあるMFで、今のバルセロナにはいないタイプの選手と言っていい。しかし移籍したライプツィヒでも上手くいかず、バレンシア、ヘタフェ、そして今季からはセルタにレンタル移籍している。

あのままバルセロナで続けていた場合、今ガビやマルク・カサドらと中盤を構成していただろうか。ポテンシャルは特大と考えられていただけに、ややもったいない3年間と言える。

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