準決勝ではバルセロナとビルバオが対戦 photo/Getty Images
現代サッカーのトレンドの1つではあるが……
今月8日よりサウジアラビアでスーペルコパ・デ・エスパーニャが開催されており、まず準決勝ではバルセロナがアスレティック・ビルバオを2-0、レアル・マドリードがマジョルカを3-0で撃破し、決勝のカードはクラシコとなった。
スーペルコパ・デ・エスパーニャにふさわしいハイレベルな戦いが展開されているが、現地サウジアラビアの熱気はどうだろうか。
ゴールに近づいた時には歓声が上がることもあるが、やはりスペイン国内での試合に比べると会場は静かだ。
バルセロナに0-2で敗れた後、ビルバオのFWイニャキ・ウィリアムズはサウジアラビア開催に疑問を口にしていた。
「ファンが来てくれていたけど、アウェイで戦っているような感じだったよ。こんなに素晴らしいゲームが遠くで行われたのは残念だね。もっと近いところで行われていれば、サポーターでいっぱいになったと思う。サポーターや家族から何百キロも離れた場所でプレイしないといけないのは残念だ。僕にとってサウジアラビアでプレイする意味はないが、それが現代サッカーのやり方だ」
今月はミランの優勝で終わったスーペルコッパ・イタリアーナもサウジアラビアで行われ、パリ・サンジェルマンVSモナコのフランス・スーパー杯はカタールで開催された。中東は現在のサッカー界でホットな場所となっているが、スタジアムの雰囲気を含め理想的な環境とは言い難いだろうか。
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