藤浪晋太郎がマリナーズとマイナー契約に合意 165キロの豪速...の画像はこちら >>

プエルトリコのウィンターリーグで修行した藤浪 photo/Getty Images

課題はコントロール

藤浪晋太郎投手とシアトル・マリナーズが、マイナー契約で合意した。

藤浪は2023年に阪神からオークランド・アスレチックスに入団。

シーズン途中にオリオールズへ移籍するも1年目は期待された成績を残すことができず、64試合登板し7勝8敗5ホールド2セーブ。防御率は7.18だった。

そのシーズンオフにFAとなり、メジャー2年目はメッツで迎えた。しかし1年間メジャーに昇格することができず、今季のシーズンオフに再びFAとなり、新天地を探していた。

今後は招待選手としてマリナーズのスプリングトレーニングに参加し、開幕メジャー昇格を目指すこととなる。

藤浪は身長198cmから振り下ろされる豪速球が武器で、2023年8月に行われたニューヨーク・メッツ戦では日本投手最速となる102.6マイル(約165.1キロ)を記録した。課題となるのはコントロールだ。調子がいい時の彼は次々と打者を三振でアウトを重ねるが、狙いが定まらない時は大量失点してしまうこともある。今後どれだけ修正できるか注目だ。

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