プエルトリコのウィンターリーグで修行した藤浪 photo/Getty Images
課題はコントロール
藤浪晋太郎投手とシアトル・マリナーズが、マイナー契約で合意した。
藤浪は2023年に阪神からオークランド・アスレチックスに入団。
そのシーズンオフにFAとなり、メジャー2年目はメッツで迎えた。しかし1年間メジャーに昇格することができず、今季のシーズンオフに再びFAとなり、新天地を探していた。
今後は招待選手としてマリナーズのスプリングトレーニングに参加し、開幕メジャー昇格を目指すこととなる。
藤浪は身長198cmから振り下ろされる豪速球が武器で、2023年8月に行われたニューヨーク・メッツ戦では日本投手最速となる102.6マイル(約165.1キロ)を記録した。課題となるのはコントロールだ。調子がいい時の彼は次々と打者を三振でアウトを重ねるが、狙いが定まらない時は大量失点してしまうこともある。今後どれだけ修正できるか注目だ。