ボルシアMGの福田師王 photo/Getty Images
リーグ戦3試合連続出場中
ボルシアMGの福田師王は、15日に行われたブンデスリーガ第17節ヴォルフスブルク戦に70分から途中出場し、89分にブンデスリーガでの初ゴールを記録した。
福田は今シーズン前半ではトップチームでの公式戦出場がなかったものの、セカンドチームの一員としてドイツ4部リーグでは10試合に出場し、4ゴール1アシストを記録。
少しずつトップチームで出場機会を得られつつある中でゴールを決められたことは、福田にとって非常に大きなアピール材料となったことは間違いない。指揮官のジェラルド・セオアネ監督も、ドイツ紙『Bild』の取材に応じた際に福田について言及し、「シオウはポジティブなシグナルを発信している。本当によく成長した。彼には素晴らしいシュートと小柄だがとても上手いヘディングがある」と同選手を称賛している。
ボルシアMGでは若手選手に出場機会を与えるためにレンタル移籍で他のクラブへ貸し出す方針を採っていて、既に20歳のイバンドロ・ボルヘス・サンチェス、21歳のグラント・レノン・ラノスは今月の移籍市場でのレンタル移籍が噂されている。
そのため福田にもレンタル移籍の可能性はあるものの、『Bild』は、彼らと違って福田は最近になって出場機会を得られていて、さらにゴールという結果も出したことから今シーズンはこのままボルシアMGに残留するだろうと予想している。
しかし、ドイツ代表ティム・クラインディーンスト、チェコ代表トマーシュ・チュバンチャラらとの1トップのレギュラー争いが厳しい戦いとなるのは確実。福田としては与えられたチャンスを活かして結果を積み重ねていくことが求められるだろう。