ゴールを決めたシティのサビーニョ photo/Getty Images
指揮官の采配が的中
29日(現地時間)、マンチェスター・シティはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ最終節でクラブ・ブルッヘと対戦し、3-1で勝利した。
決勝トーナメントのプレイオフに進むために勝利が必要だったシティは、序盤からブルッヘを押し込み優位に試合を進める。
しかし、ゴール前の守りを固めたブルッヘを相手に決定機を作り出すまでには至らず、逆に前半終了間際の45分にカウンター攻撃からサイドを突破されてゴール前へのクロスを許すと、最後はゴール前に走り込んでいたラファエル・オニェディカに右足シュートを決められて0-1で前半を終える。
後がなくなったシティはハーフタイム明けにサビーニョを投入し、より一層前掛かりになる。すると53分、ピッチ中央付近でボールを受けたマテオ・コヴァチッチがそのままドリブルで前進し、相手ペナルティエリアの手前付近から右足でシュート。これが決まってシティが同点に追いつく。
62分、左サイドでサビーニョがボールを受けてから中にカットインし、後方からゴール前に走り込んできたヨシュコ・グヴァルディオルにスルーパス。グヴァルディオルが左足でシュートを放ったところ、これがブルッヘのホエル・オルドニェスに当たってオウンゴールとなり、シティがついに逆転に成功する。
その後もシティの勢いは止まらず、77分には相手コートの右ハーフスペースでボールを受けたジョン・ストーンズが左サイドへ対角線のロングボールを蹴ると、このボールに反応して相手守備陣の背後に抜け出したサビーニョがシュートを放って貴重な追加点をマーク。シティがリードを2点に広げる。
試合はこのまま3-1でタイムアップ。後半開始前の戦術変更が功を奏したシティが逆転勝ちで勝ち点3を上積みし、決勝トーナメント進出をかけたプレイオフに回ることが決定した。