グループステージの組分けも決定しているクラブW杯 Photo/Getty Images
かなり派手なデザインだ
アディダス社は、2025年のFIFAクラブワールドカップで使用される公式試合球を発表した。
クラブワールドカップは大会方式を変更し、今年から夏に行われることになる。大会方式改定後の第1回はアメリカ合衆国で行われることになっており、FIFAはこの試合球に対し、開催国に「敬意を表した」デザインだと述べている。
ボールは赤、白、青のトリコロールに星が鏤められたデザインとなっており、明らかに星条旗を意識したものだ。アディダス社が「プレシジョンシェル」と呼ぶ技術を取り入れて設計されており、飛行の精度と一貫性を高め、最大限に形状と空気保持力を維持するようになっているという。
また、ボールにはアシスタントレフェリーに毎秒500回の速度で、リアルタイムにデータを送信する機能が備わっている。それと選手の位置データを組み合わせることで、審判がより迅速に、正確に判断を下せるようになるという。また、ボールに対するタッチを識別することで、例えばハンドによる反則などをより迅速に判断することができるようだ。
『The Athletic』は、「おそらくアディダスが最近発表したものの中でもっとも派手な試合用ボール」と評している。使われた技術とパネルデザインは、昨年のEURO2024で使われたものとほぼ同じだというが、見た目にはだいぶ派手になった印象がある。
おそらくクラブW杯史上最大の華やかさをもって開催されるであろう同大会にふさわしいデザインと言えるかもしれない。大会は6月15日から7月13日まで、合計32チームの参加で行われる。
the countdown is on, and the ball is ready to go.
— adidas Football (@adidasfootball) January 31, 2025
introducing the Official Match Ball FIFA Club World Cup 2025.
see you this summer pic.twitter.com/e83K9SOS4u