ゴールを決めたニューカッスルのマーフィー photo/Getty Images
際立った堅守と決定力の高さ
5日(現地時間)、ニューカッスルがアーセナルとのカラバオカップ準決勝2ndレグに2-0で勝利した。
1stレグでの0-2の敗戦から巻き返すべく序盤から攻勢に出るアーセナルに対してニューカッスルは5バックシステムで対抗し、決定的なチャンスを作らせない。
そうした中、19分にアーセナル側が前方に蹴り込んだゴールキックのこぼれ球をピッチ中央付近で拾ったアンソニー・ゴードンが前線のアレクサンダー・イサクにパスを供給。このボールに反応して相手の背後に抜け出したイサクが放ったシュートはポストに当たってしまうが、そのボールをジェイコブ・マーフィーが押し込んでニューカッスルが先制点を奪う。
2戦合計で0-3となって後がなくなったアーセナルは、後半開始早々に手痛い2失点目を喫する。
52分、ビルドアップの局面でゴールキーパーのダビド・ラヤのパスが自陣ペナルティエリア付近でカットされ、こぼれ球はニューカッスルのゴードンのもとへ。これをゴードンが冷静にゴールに流し込み、ニューカッスルがリードを2点に広げる。
その後もアーセナルがボールを握ってニューカッスルを押し込む時間帯が続くが、ゴール前の守りを固めた相手に対してチャンスを作り出すことができず、2-0のまま試合終了。ニューカッスルが2022-23シーズン以来となる決勝進出を決めた。