ユヴェントスにレンタル移籍したコロ・ムアニ photo/Getty Images
他のアタッカーへの奮起を求めている
今冬にパリ・サンジェルマンからユヴェントスにレンタル移籍し、いきなりセリエA3試合で5ゴールとインパクトを放っているFWランダル・コロ・ムアニ。
得点力不足に悩んでいたユヴェントスにとっては大きな戦力補強だが、コロ・ムアニが来季もチームに残るかは分からない。
また、コロ・ムアニの実力に関しても少々疑問がある様子。コロ・ムアニはフランクフルトでプレイしていた2022-23シーズンにブンデスリーガで15ゴール11アシストを記録してブレイクしたが、トップリーグで数字が出たのはこのシーズンだけだ。ユヴェントスでは見事なスタートを切ったが、これを継続できるだろうか。トーニ氏はそのあたりも気にかけている。
「コロ・ムアニはユヴェントスでいきなりゴールを決めたが、フランクフルトでのシーズンを除けば特に活躍したわけではない。それでも彼がユヴェントスに与えたインパクトには感銘を受けたよ。シーズン半ばの加入でいきなりインパクトを与えるのは当然のことではない。ただ、ユヴェントスで最も重要な契約がレンタル移籍というのは良い兆候ではない。夏に資金を投じて補強した選手たちがそうなれば理想だね」(『Gazzetta dello Sport』より)。
ユヴェントスの最前線にはドゥシャン・ヴラホビッチがいるが、フィオレンティーナ時代ほどのインパクトは残せていないか。コロ・ムアニに負けないレベルの活躍を期待したいところで、このあたりのポジション争いもどう動いていくのか注目される。