就任1年目からマルセイユを2位に導く手腕 デ・ゼルビが最後ま...の画像はこちら >>

マルセイユを指揮するデ・ゼルビ photo/Getty Images

現在はPSGと10ポイント差

先日アンジェを2-0で撃破したマルセイユは、現在リーグ・アンで2位につけている。首位パリ・サンジェルマンとは10ポイント差がついているものの、マルセイユの戦いぶりも見事だ。



チームを指揮するのは、ブライトンからやってきたロベルト・デ・ゼルビだ。マルセイユでも攻撃的なサッカーで結果を出しており、1年目からリーグ・アン2位につけている手腕は称賛されるべきだろう。クラブとは2027年までの契約を結んでおり、このまま続ければ2年目や3年目にリーグ・アン制覇のチャンスが出てくるかもしれない。

もっともデ・ゼルビ自身は、今季の優勝も諦めてはいない。PSGも国内では安定感抜群だが、デ・ゼルビは最後まで王者PSG超えを目指して戦い続ける考えを示す。

「(順位表の)後ろを見るのではなく、前を見たいね。もっと高いところを目指す野心がなければ、フラストレーションが溜まるものだ。最終的にそれを達成できないこともあるが、それは仕方がない。このクラブの一員になりたいなら、野心を持ち、前を向いて謙虚に、敬意を持って戦わなければならない。私は2位で終わるためにここにいるのではない」(『RMC Sport』より)。

チームではアドリエン・ラビオ、メイソン・グリーンウッドらが躍動しており、今冬にはレンヌからFWアミーヌ・グイリも加えた。マルセイユは後半戦も注目のチームとなりそうで、デ・ゼルビの下で最終的にPSGを超える勢力になり得るかもしれない。

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