衰えが指摘されているデ・ブライネ photo/Getty Images
6月で34歳になるデ・ブライネ
近年はCLで安定した成績を残せていたマンチェスター・シティだが、今季はプレイオフでレアル・マドリードと当たってしまい、ベスト16に進出することなく姿を消した。第1戦はホームで2-3と悪くない試合を披露したが、第2戦のアウェイではキリアン・ムバッペにハットトリックを許してしまい、3-1で惨敗を喫した。
そんな第2戦で注目が集まったのは指揮官であるペップ・グアルディオラ監督の采配だ。チームのエースであるケビン・デ・ブライネをピッチに送り込むことなく、90分間を終えたのだ。
デ・ブライネといえばシティの攻撃の中心人物であり、こういったビッグマッチでは彼にボールが集まるのだが、怪我やコンディション不良により今季は例年のように出場機会を減らしており、クラブとの契約も最終年を迎える中で、延長報道は聞こえてこない。
『Daily mail』では指揮官であるペップ監督がデ・ブライネを起用しなかった理由を説明した。
「彼は怪我をしているわけではない。私が決断を下した。彼はまだビッグマッチでプレイできると思うし、彼はその能力があると思う」
「私とデ・ブライネとの関係は素晴らしいものだ。彼が私やチームのみんなのためにしてくれたことには感謝しきれない。ただ、決定権は私にある」
「これはケビンに限らず、私は選手を起用しない理由を話すことはない。今回は様々な理由があっての決断だ。決して個人的な理由ではない」