トルコでもプレイしていたエジル氏 Photo/Getty Images
政治を動かす
アーセナルやレアル・マドリードで活躍していたメスト・エジル氏のキャリアチェンジが話題を呼んでいる。『Mirror』が報じている。
引退を決めてから約2年が経過しているエジル氏。昨年の夏にムキムキの身体を披露し注目を浴びた同氏は意外な転身を遂げてトルコの政界に進出しているという。
トルコ国籍を持つエジル氏はトルコ与党の管理委員会の最新メンバーのリストに名を連ねた。レジェップ・タイップ・エルドアン大統領と親交があるエジル氏は、大統領が代表を務めるトルコ公正発展党で政界への第一歩を踏み出すことを決意している。これからは、自身の結婚式のベストマンを務めるほど親交の深いエルドアン大統領と共に仕事をすることになるようだ。
また、2018年ワールドカップ直前にエルドアン大統領と写真を撮ったことでドイツ国内から批判を浴びたエジル氏は、トルコにルーツを持つ者が人種差別を受けたとして代表からの引退を発表した。
このような問題を乗り越えて、現在は新たなチャレンジへと向かうエジル氏。今後の活動に注目していきたい。