今季よりブレントフォードでプレイするファン・デン・ベルフ photo/Getty Images
公式戦25試合に出場中
ブレントフォードでプレイするオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフ(23)は、数年後リヴァプールへ復帰することを夢見ているようだ。
2019年夏にPECズヴォレからリヴァプールへ加入した同選手だが、トップチームでの公式戦出場は4試合のみで、プレストン・ノースエンドやシャルケ、マインツへとレンタル移籍を繰り返し、昨夏にブレントフォードへの完全移籍を果たした。
リヴァプールでは定位置を確保するまでには至らなかったが、ブレントフォードでは確かな存在感を見せており、ここまでは公式戦25試合に出場している。直近2試合は膝の負傷で欠場しているが、チームの守備を支える選手の1人だ。
そんなファン・デン・ベルフはオランダ『Voetbal Primeur』にて、リヴァプールを去ることを決断した理由と将来的にクラブに復帰することを夢に見ていると明かした。
「スロットとは何度か話をした。しかし私はすでにクラブに、移籍して出場時間を増やしたいと伝えていた。リヴァプールに戻ることを夢見ていないと言ったら嘘になるだろう。それはまだ頭の中にある」
「しかし、今のところは違う道を歩み、たくさんプレイする方が自分のキャリアにとって良いことだ。今出場することができているから、私は可能な限り成長できるのだ。レンタル移籍期間を経て、リヴァプールは私が非常に良くやったので、私に残留してほしいと伝えてくれた。でも自分自身ではそう思っていなかった。すべては自分の選択だ。今は毎週プレミアリーグでプレイできて嬉しいよ」
昨シーズンレンタル移籍していたマインツで評価を上げたファン・デン・ベルフにリヴァプールは残って欲しかったようだが、同選手は今は何より出場時間を確保することが自身の成長に欠かせないと考えたという。
一度はリヴァプールを離れたファン・デン・ベルフだが、まだ23歳と若く、ここからプレミアリーグ屈指のDFになれば、夢見る復帰の可能性もゼロではないだろう。望んでいた出場時間を確保し、ブレントフォードで定位置を確保した23歳DFはこれからどのような選手に成長するのか、楽しみだ。