レアルのアルダ・ギュレル photo/Getty Images
出場機会少ない現状に不満
レアル・マドリードのアルダ・ギュレルの去就に注目が集まり始めている。昨年末頃から出場機会が減り、26日(現地時間)に行われたレアル・ソシエダとのスペイン国王杯準決勝1stレグでは先発出場したものの、ラ・リーガでは直近4試合連続で出番なし。
こうした中、レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は現地メディアの取材に応じた際にギュレルについて、「この世界最高のチームに馴染むために、彼には時間が必要だ」とコメントし、さらに以下のように続けた。
「このチームには非常に高いレベルの選手達がそろっていて、競争はとても厳しい。そのことは全員が理解していると思う。理解していない人は理解しなければならない。私は、彼(ギュレル)が時々幸せそうにしているのを見ることがあるし、そうじゃないような姿を見ることも時々ある。試合に出ていないのに幸せそうにしている選手を私は見たくない。私が見たいのは、試合に出ることを欲し、ハードワークと学ぶことのできる選手だ」
また、アンチェロッティ監督は自身とギュレルとの間にコミュニケーション不足などの問題がないことも強調している。
「疑問を抱いている選手は全員、話をするために私の事務所に来ることができる。私はいつもエンドリッキやギュレルと会話している。ギュレルについて問題があるという記事を私は読んだことがあるが、そのような問題は起きていない。彼は他の選手達と同様にハードワークをし、試合に出たがっている。
世界屈指のビッグクラブで若手がレギュラーポジションを得るのは容易ではなく、ギュレルには我慢が必要だというのがアンチェロッティ監督の意見のようだ。