日本を代表する3選手が所属するドジャース photo/Getty Images
2028年以降に支払い義務が発生
ドリームチームを築いたロサンゼルス・ドジャースの後払い総額が、10億ドルを超えたと『AP通信』が伝えている。
過去の契約に加え、ドジャースは今オフに4年総額7200万ドル(そのうち後払いは2100万ドル)で抑えのタナー・スコットと、3年総額6600万ドル(後払いは年俸分を合わせて3200万ドル)でテオスカー・ヘルナンデスと契約し、その二人の分が加算されたことで10億ドルを突破した。
そしてドジャースは、2028年から各契約に基づき支払い義務が発生し、2046年までの間に8選手に対して合計10億5100万ドル(約1555億円)の支払う。その中で最も高額なのは大谷翔平。6億8000万ドルが2034~2043年にかけて支払われる。
一部では、ドジャースが資金力にものを言わして補強していることに批判も出ているが、現行ルールの範囲内であり問題はない。もし今後、チーム力に大きな差が出て、MLBの人気低下など悪影響に繋がったならルールの変更も検討されることだろう。
いずれにせよ世界一とも言えるドジャースの資金力には驚かされるばかりだ。