マリノスのエース、アンデルソン・ロペス photo/Getty Images
2ndレグのホームに向けて大きな勝利
横浜F・マリノスは4日にアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のラウンド16・1stレグで上海海港と戦った。
アウェイでの一戦に挑むマリノスのスタメンはGK朴一圭、DFは右から松原健、ジェイソン・キニョーネス、サンディ・ウォルシュ、永戸勝也という並びに。ボランチにはジャン・クルード、山根陸。2列目は右サイドにヤン・マテウス、左サイドには遠野大弥、トップ下に植中朝日、そしてワントップにアンデルソン・ロペスという配置になった。
序盤からマリノスがボールを握ると、10分、ショートコーナーの流れからアンデルソン・ロペスがヘディングで合わせるが、これはオフサイドに。セットプレイから1つチャンスを作った。
14分キニョーネスのビルドアップミスからピンチを迎えるが、上海海港FWグスタヴォのシュートはミートせず枠外に。マリノスにとってはヒヤリとするシーンになった。
その後もボールを保持し、主導権を握りながら試合を進めるマリノス。すると29分に試合が動く。右サイドで松原がボールを持つと、植中がポケットへランニング。その植中がクロスを上げると、相手DFに当たり、ボールはロペスの下へ。これをストライカーがしっかりとヘディングで決め、マリノスが欲しかった先制点をマークした。
上海海港のマテウス ヴィタウ、グスタヴォ、レオナルドの個人技はマリノスにとって脅威となるが、マリノスのディフェンス陣は素早く数的有利の状況を作り、思うようにプレイさせない。
自分たちのビルドアップミスからピンチを招くシーンもあったが、ボールを回しながら試合を進めるマリノスが1点リードで前半を折り返す。
マリノスは交代なしで後半を迎える。後半もマリノスがボールを握りながら試合を進めると、59分にマリノスはビッグチャンスを迎える。PA付近でボールをカットすると、植中がヤン・マテウスに繋ぎ、GKとの一対一を迎えるが、GKのビッグセーブに阻まれ、追加点ならず。リードしているマリノスは急いで攻めることはしないが、チャンスと判断したらハイプレスでハメに行く。
68分、マリノスにピンチが訪れる。ハイプレスを剥がされ展開されると、李帥がニアへシュート。しかしこれはポストにあたり、マリノスはラッキーな形でピンチを凌ぐ。
75分、マリノスは2枚替えを行う。遠野と植中に代えてエウベルと天野純を投入し、2列目にフレッシュな存在を送り込む。
上海海港にボールを持たれる時間が続き、後半は守備に回るマリノス。左右からのクロスでピンチを迎えるも、体を張ったディフェンスで猛攻に耐える。80分にはヤン・マテウスに代えて井上健太を投入する。
84分、右サイドのポケットをとった天野から絶妙なクロスがロペスに上がるも、ヘディングはうまくミートできず、試合を決定づける2点目をマークすることはできない。87分には再び天野からロペスに決定機が訪れるが、上海海港の体を張ったディフェンスを前に得点ならず。
後半は上海海港にチャンスを作られるシーンもあったが、マリノスは前半の1ゴールを守り切り、アウェイの地で貴重な勝利を手にした。
上海海港 0 - 1 横浜F・マリノス
上海海港得点者
横浜F・マリノス得点者
アンデルソン・ロペス(30分)
アウェイの地で大きな先制点!
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 4, 2025
決めたのはやはりトリコロールのエース#アンデルソンロペス 最後はヘッドで叩き込む
ACLエリート ラウンド16 第1戦
上海海港×横浜FM
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