新記録となったゴールを挙げたヌワネリ(右)とルイス・スケリー Photo/Getty Images
10代コンビのゴールも鮮烈だった
UEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド161stレグでオランダのPSVと対戦したイングランドのアーセナル。合計7得点が生まれる大勝となったが、この試合で2つのCL新記録が生まれたようだ。
CL決勝ラウンドのアウェイ戦で7ゴール以上を記録したのは、この試合のアーセナルが初となる。アーセナルはブカヨ・サカやカイ・ハフェルツらの負傷離脱によってアタッカー不足に悩まされているが、この試合ではそれを感じさせないゴールラッシュを披露。マルティン・ウーデゴーの2得点ほかユリエン・ティンバー、イーサン・ヌワネリ、ミケル・メリーノ、レアンドロ・トロサール、リッカルド・カラフィオーリがゴールを記録しており、合計6人がネットを揺らした。
また、2得点目のヌワネリのゴールも新記録だったようだ。マイルズ・ルイス・スケリーのアシストによるものだったが、『squawka』によれば、10代のイングランド人選手2人のコンビネーションでゴールが生まれたのはCL初だったという。ヌワネリは17歳、ルイス・スケリーは18歳だ。ヌワネリは17歳と346日でゴールを挙げており、ボージャン・クルキッチ、ジュード・ベリンガムに次ぐ史上3番目の若さでCL決勝ラウンドでゴールした選手となっている。
リーグでは得点力不足に悩まされているアーセナルだが、この大勝が自信となるだろうか。