ゴールを決めたハリー・ケイン photo/Getty Images
ホームで先勝
5日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグでレヴァークーゼンと対戦し、3-0で勝利した。
ドイツ勢同士の対戦となった注目の一戦は、ホームのバイエルンが序盤に先手を取る。
その後、バイエルンは22分にも右からのコーナーキックの場面でジャマル・ムシアラがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つなどチャンスの数でレヴァークーゼンを上回り、1点リードで前半を終える。
後半に入り、次の1点が勝敗の行方を大きく左右するような展開になりつつある中、バイエルンが54分に追加点を奪う。左サイドからヨシュア・キミッヒがゴール前に蹴り込んだクロスボールをレヴァークーゼンのマチェイ・コヴァージュが取り損ねてこぼれたボールをムシアラが右足で押し込み、バイエルンに貴重な2点目をもたらす。
2点ビハインドとなったレヴァークーゼンは、62分にノルディ・ムキエレがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となり、さらに厳しい状況に追い込まれる。そして71分、バイエルンの右サイドからのコーナーキックの場面でエドモン・タプソバがケインを抱え込んで倒してしまい、バイエルンにペナルティキックの判定。これをケインが確実に決めてバイエルンが試合を決定づける3点目をあげる。
試合はこのまま3-0で終了。バイエルンがベスト8進出に大きく近づくとともに、シャビ・アロンソ監督の就任以降では初めてレヴァークーゼンに勝利した。