バルセロナのラミン・ヤマル photo/Getty Images
現行契約は2026年6月末まで
ここ数年財政難に苦しみ、ほぼ毎年人件費の削減に悩まされているバルセロナだが、ラミン・ヤマルだけは絶対に放出しない方針のようだ。
ドイツ紙『Sport Bild』によれば、ベンフィカとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグの直前、試合会場のリスボンでジョアン・ラポルタ会長やスポーツディレクターのデコ氏らバルセロナ首脳陣とヤマルの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が接触し、2026年6月末までとなっている現行契約の延長に向けた細部の詰めの交渉を行ったという。
この交渉についてメンデス氏はSNS『X』の公式アカウント上で「我々はラミンについての話し合いを行った。全て順調だ。彼は(契約を)延長する」と投稿。バルセロナとヤマル双方が契約延長を望んでいると明かした。
バルセロナの下部組織出身のヤマルは、2023年4月にトップチームでデビューを果たすと、すぐさま主力選手として定着。今シーズンもここまで公式戦36試合に出場して11ゴール16アシストを記録するなど17歳ながら既にバルセロナを象徴する選手の一人とも言える存在になっている。
レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティといった欧州の複数のビッグクラブが獲得をめざしていたヤマルだが、今後しばらくはバルセロナに残ることになりそうだ。