マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ photo/Getty Images
4連覇したチームが苦戦するリーグだ
プレミアリーグ第28節ノッティンガム・フォレスト対マンチェスター・シティの一戦は、終盤にカラム・ハドソン・オドイが挙げたゴールが決勝点となり、ホームのフォレストが勝ち点3を獲得して3位を死守した。
一方のシティは敗戦となり、勝ち点を積み上げられず。
5位チェルシーの結果次第では、トップ4から落ちる可能性が出てきた。
シティはこれでリーグ戦9敗目となり、『BBC』によると、指揮官であるペップ・グアルディオラ監督の指導者キャリアのワーストに並んだという。リーグ戦は残り10試合となっており、今季の調子から考えると、ワーストを更新してしまう可能性が高い。
プレミアリーグ5連覇の可能性は閉ざされ、現状の目標はCL出場権獲得となるトップ4の死守といえる。幸い残りの10試合で対BIG6はマンチェスター・ユナイテッドのみとなっており、達成不可能な目標ではないが、指揮官であるペップ監督は「10回の決勝戦が控えている」とプレミアリーグの厳しさを語った。
「予選を通過して次の試合に進むためには試合に勝たなければならない。プレミアリーグは毎シーズンどんどん良くなっている。これから10回の決勝戦が控えている」
また、CLに出場できなければ収益や選手獲得にも影響が出てくる。クラブOBであるジョリオン・レスコット氏は『TNT Sports』にてCLの重要性を指摘している。
「トップクラスの選手を獲得したいなら、マンチェスター・シティはCLに出場する必要がある。エリートプレイヤーにはCLが必要だ」
シティは夏の移籍市場で大型補強を計画しており、CL権の獲得は必須となる。そのため残りの10試合はペップ監督がいうように毎試合が決勝戦となるだろう。
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