ライプツィヒ戦後のドルトムントの選手達 photo/Getty Images
苦手のアウェイゲームでまた敗北
ボルシア・ドルトムントは、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド16でリーグフェーズ7位のリールを2戦合計3-2で破ってベスト8進出を決めた。しかし、来シーズンも彼らが同大会に出場できる可能性は非常に低くなっている。
15日(現地時間)、ドルトムントはブンデスリーガ第26節でライプツィヒと対戦し、0-2で敗れた。ドイツでは上位4チームに次のシーズンのCL出場権が与えられるが、ライプツィヒ戦での敗北によって11位にまで後退したドルトムントと現在4位のフランクフルトとの勝ち点差は10ポイントにまで広がってしまった。
ウインターブレイク後に不振に陥り、クラブ首脳陣はヌリ・シャヒン前監督の解任とニコ・コバチ監督の招聘を決断したがチーム状態は不安定なままであり、指揮官交代の効果は限定的だ。それどころかライプツィヒ戦後にはドイツ紙『Bild』の取材に応じた主力選手達から悲観的なコメントが相次いだ。
「状況的には難しくなった。と言うかほぼ不可能だ。ほぼ不可能だと思う」(ニコ・シュロッターベック)
「誰も欧州の大会について話す必要はない。僕らはまずは自分達の試合に勝たないといけない」(エムレ・ジャン)
「僕らがチャンピオンズリーグに出られるなんていうことをこの場で言うつもりはない。僕は今とは違う期待を持ってこのクラブに来たんだけどね」(パスカル・グロス)
ドルトムントはユルゲン・クロップ氏が指揮を執っていた2014-15シーズンにもCL出場権を逃しているが、その時以来約10年ぶりに欧州最高峰の大会に出られないかもしれない。
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