アリソンはサンチェスとの衝突で頭部を激しく打ったようだ Photo/Getty Images
怪我人が増えてきてしまったリヴァプール
2026北中米W杯の南米予選で、ブラジル代表とコロンビア代表が対戦。2-1でブラジルの勝利となった。
アディショナルタイムでレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールの劇的な勝ち越し弾が飛び出し、3試合ぶりの勝ち星を挙げたブラジル。しかし、この試合でリヴァプール所属の守護神アリソン・ベッカーがダビンソン・サンチェスとの激しい衝突で脳震盪を起こし、ピッチを退いている。
『Liverpool ECHO』によれば、ブラジル代表のチームドクターであるロドリゴ・ラスマール氏は、さらなる検査を行う必要があると判断。アリソンはリヴァプールに戻り、治療と診察を受けることになった。同氏によれば、アリソンの体調は普通だが、少し動きが鈍くなったと感じているという。
また、フランス代表DFイブラヒマ・コナテは0-2で敗れたネーションズリーグのクロアチア戦で、前半でピッチを退いている。負傷の疑いがあったが、ディディエ・デシャン監督は「彼が苦戦しているのを見て、ベストの状態ではないと感じたので、交代させた方がよいと思った」と試合後に語っている。「ベストの状態ではない」というのが気になるところで、少なくともコナテのコンディションが上がっていないことは確かなようだ。
ここにきて怪我人の増加、さらには選手の疲労に悩まされることになったリヴァプール。代表ウィーク明けにはエヴァートンとのマージーサイドダービーが待っているが、トレント・アレクサンダー・アーノルドなどの離脱もあり、やや不利なコンディションで戦うことになりそうだ。