イングランド代表のイングランド photo/Getty Images
今季はパフォーマンスを落としている
2026年北中米ワールドカップ欧州予選グループK第1節でアルバニア代表戦(2-0)の後、ロイ・キーン氏はイングランド代表FWフィル・フォーデンのパフォーマンスを批判した。
トーマス・トゥヘル新体制を勝利でスタートさせたイングランドだが、この日スタメン出場したフォーデンは見せ場を作れず。
現在同選手はイングランド代表の試合17戦連続でゴールもアシストも記録できていない。最後に点を決めたのは2023年9月のスコットランド戦にまで遡る。
昨夏のEURO2024でも批判の対象になったフォーデン。昨シーズンはマンチェスター・シティで公式戦53試合で27ゴール13アシストを記録し、プレミアリーグのMVPに輝いた。しかし今シーズンはここまで公式戦38試合で10ゴール6アシストと本来のパフォーマンスを発揮できていない。
今シーズン苦戦している印象が強いフォーデンについて、キーン氏は自信を失っているのではないかと心配し、英『Sky Sports』にてアルバニア戦でのパフォーマンスを批判した。
「彼は自信を失っていると思う。彼は間違いなく調子が悪い。彼のクラブのフォームは素晴らしいものではないが、我々は彼がクオリティを持っていることを知っている」
「しかし、彼がボールを持ってもワクワクしなかった。通常、彼がボールを持ったら何かが起こると思う。彼は中に切れ込んでパスやシュートを打つことができる。彼は今夜はそんなことはしなかった。
今は彼がボールを手にするたびに、私は何も起こらないだろうと思っている」
本来のパフォーマンスを発揮できれば、違いを生み出すことができる選手であるだけにフォーデンに求められる基準も高い。トゥヘル監督も試合後、同選手のパフォーマンスに満足していないと語っていた。
今シーズンはここまでらしさを出すプレイができていないフォーデンだが、25日のラトビア戦ではインパクトを残すことができるだろうか。
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