昨年のEURO2024でも結果は出なかった photo/Getty Images
ネーションズリーグでウクライナに1-3で敗れた
リュディ・ガルシアを新指揮官に迎え、GKティボー・クルトワも代表に復帰。ベルギー代表は今月より新たなスタートを切った。
しかし、ガルシア体制の初陣は最悪だ。21日にネーションズリーグ昇降格プレイオフ1stレグでウクライナと対戦し、1-3で敗北。ロメル・ルカクのゴールで先制したのは良かったが、後半に3失点を喫して敗北することになり、昨夏のEURO2024から嫌な流れは続いている。
この結果を受け、ベルギーのアナリストを務めるニールス・ポワソニエ氏は「ベルギーはもはやトップの国ではない」と切り捨てている。
過去にはエデン・アザールやマルアン・フェライニ、ヴァンサン・コンパニらを擁し、FIFAランクで1位に立っていた時期もあった。しかし黄金世代と呼ばれた選手たちが次々と代表を離れ、ベルギーの一時代は終わりへと向かいつつある。
今回のウクライナ戦について同氏は『Het Laatste Nieuws』に対し、「後半に入ってベルギーは急速に崩壊した。ウクライナの勢いを止められず、ベルギーは攻撃面で何も出来なかった。デ・ブライネのミドルシュート2本くらいだ」と落胆している。
2ndレグは23日に予定されており、舞台はベルギーのセゲカ・アレーナだ。ホームでリベンジしたいところだが、ベルギーはまだトップクラスにあることを証明できるだろうか。