特別デザインのユニフォームを着用して登場した大谷 photo/Getty Images
期待の大きさを物語る観衆の反応
日本時間28日に行われるロサンゼルス・ドジャース対デトロイト・タイガースの米国開幕戦。試合前には本拠地ドジャースタジアムでセレモニーが催され、駆けつけた大観衆の前で大きな盛り上がりを見せた。
まずはアウェイチーム、タイガースのメンバーがグランドに整列し、その中には前田健太投手の姿も。続いてドジャースのスタッフやコーチらが紹介された後に、選手たちが登場。センターのフェンスに設けられた登場口から、WS制覇を記念したデザイン(キャップの「LA」の文字と胸のロゴ、そして背番号が金色に配色されたもの)のユニフォームを着用して現れた。
登場順は控え選手から。投手陣はタナー・スコットやカービー・イエーツ、マイケル・コーベック、アレックス・ベシアなどに続いて山本由伸が姿を現すと一際大きい歓声が起こった。その後、佐々木朗希の名前が呼ばれた際も、同様の大歓声が起こり、現地でも日本人選手に向けられた期待の高さが窺えた。
そしてデーブ・ロバーツ監督の後に、先発メンバーが登場し、1番・DHで出場する大谷翔平の名前が呼ばれると割れんばかりの拍手と熱狂的な会場全体の声。続いて2番ムーキー・ベッツには「ムー」というお馴染みの掛け声で、後続のテオスカー・ヘルナンデスやフレディ・フリーマン、ドミー・エドマンらスター選手にも喝采が送られた。
その後、人気ラッパー「アイスキューブ」が、ドジャーブルーのオープンカーの助手席にワールドシリーズ優勝トロフィーを乗せて、グランド内に運転しながら入場し、ドジャースOBのカーク・ギブソン氏の始球式も行われた。
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