カブス鈴木誠也が今季初安打を記録 甘い球を逆らわずに振り抜き...の画像はこちら >>

打率だけでなく打点向上も期待される鈴木 photo/Getty Images

好調を維持

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手が日本時間28日、米国での開幕戦となったアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に3番・DHで先発出場した。6回の第4打席ではライト前ヒットを放ち今季初安打を記録。

5打数1安打1得点とチームの勝利に貢献した。

鈴木が初安打を記録した打席は6回先頭で迎えた。ダイヤモンドバックスの2番手右腕ライン・ネルソンと対峙し、カウント1-1から甘く入ったカットボールをしっかりと振り抜いた。打球は二塁ベース寄りに守っていたセカンドの右側を強いゴロで抜けていき、12打席目にして初めて快音を響かせた。

鈴木は18、19日に東京ドームで開催されたドジャースとの開幕2連戦では、計8打数無安打4三振と悔しい結果に終わっていた。しかし、米国に戻るとすぐさま復調。23日のコロラド・ロッキーズ戦とのオープン戦では、何かが吹っ切れたかのような力の抜けたコンパクトで鋭い振りから2打席連続ホームラン。25日のアトランタ・ブレーブス戦とのオープン戦でも二塁打を記録していた。

この試合10-6で勝利したカブス。鈴木以外にも各打者の状態が上向きになってきていることが窺える。今後、鈴木がその打線の中で、中心的存在として活躍できるか注目だ。

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