セルティックで絶好調の前田 photo/Getty Images
現行契約は2027年まで
セルティックは日本代表FW前田大然(27)と新契約を結ぶ準備を進めているようだ。英『Sky Sports』が報じている。
2021年冬に当初は買取オプション付きのレンタル移籍にて横浜F・マリノスからセルティックにやってきた前田。その半年後には完全移籍という運びになったが、同選手は今シーズン圧巻の成績を残している。ここまで公式戦42試合で28ゴール9アシストと抜群の数字を残しており、現在は公式戦5試合連続で得点中だ。
そんな前田は今夏の移籍市場でのステップアップも噂されていたが、セルティックは2027年までとなっている現行契約を延長したいと考えており、交渉中だという。また指揮官のブレンダン・ロジャーズ監督も前田の残留を熱望しているようで、同選手の契約について聞かれると、次のように答えている。
「もし契約延長が可能ならば、もちろん望んでいる。私は(主要株主の)ダーモット(デズモンド)氏やクラブ、選手と話し合った。将来的にはそれが実現できると期待している。彼は今シーズン、我々にとって本当に素晴らしい存在だった。どこで、どのようにプレイしたとしても、素晴らしい活躍を見せてくれた。だから、もちろん、自分のチームの最高の選手の一人と契約を結びたいと思うだろう」
セルティックは今冬これまでエースストライカーだった日本代表FW古橋亨梧を売却したが、同選手の不在を感じさせないほどのパフォーマンスを見せている前田。今シーズンの印象的な活躍により、今夏他のクラブからオファーが届くことも予想されるが、セルティックは前田の流出を阻止できるか。