ヤンキースの一部の選手が使用している魚雷バット photo/Getty Images
3試合で15本塁打と絶好調
ニューヨーク・ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニアやアンソニー・ボルピーら一部の選手が今季から使用している”
魚雷バット”が注目を浴びている。
その”魚雷バット”とは、ヘッド部分が細くボウリングのピンに似た形状をしている新型バットで「魚雷(トルピード)」と名付けられている。
そのせいか定かではないものの、ヤンキース打線は開幕から絶好調。2戦目では9本のホームランが飛び出し、3戦目でも4本塁打12得点と猛打が止まらない。そして3戦で計15本塁打に達し、デトロイト・タイガースが持つ歴代最多記録に並んだ。
ここまで魚雷バットを使用し、2本のホームランを放っているボルピーは、この新型バットを気に入り、理にかなった形状であると語っている。ただ4本のアーチを記録しているチームの主砲アーロン・ジャッジは従来のバットを使っていることから、ヤンキース打線好調の理由がこのバットだけのものではないことはわかるが、事実使用している打者の成績は際立っている。このバットについては今後も議論を呼びそうだ。