もも裏を押さえて倒れ込んだガブリエウ Photo/Getty Images
守備の要を失った
アーセナルはプレミアリーグ第30節でフラムと対戦。長期離脱から復帰したブカヨ・サカのゴールもあり2-1と勝利したが、前半にCBガブリエウ・マガリャンイスが負傷交代した。
もも裏を押さえて倒れこんでおり、ハムストリングの負傷とみられる。ミケル・アルテタ監督は試合後の会見では「明日、状態を評価する」と語ったが、クラブOBのイアン・ライト氏の見立てによれば、負傷はあまり軽いものではないように見えるという。『Mirror』がコメントを伝えた。
「私が見た限り、彼の立ち上がり方からすると、2週間(の離脱で済む)とは思えない感じだ。とても心配だ」
「少なくとも6週間は離脱することになるだろう。アーセナルの状況次第では、シーズンいっぱいは離脱するかもしれない。我々にとっては大きな痛手だ。彼がいるのといないのとでは、大きな違いがある。彼はアーセナルにとって欠かせない存在だ」
元チェルシー女子のカレン・カーニー氏も「アーセナルはハムストリングの負傷者が非常に多いので心配。さらに心配なのは、7日後にレアル・マドリードと対戦するが、チームにはこの選手が必要だということ」だと語った。ガブリエウはウィリアム・サリバとともに守備の要であり、リーグ最少失点の堅守は彼らの貢献が大きい。
レアル戦でもアーセナルの守備力は大きくものをいうと考えられたが、キリアン・ムバッペやヴィニシウス・ジュニオールを擁する苛烈な攻撃陣に対抗するためにはガブリエウの力は不可欠だった。