今夏にバルセロナが契約するつもりだったが…… 日本にルーツを...の画像はこちら >>

U20ドイツ代表では選出されているミオ・バックハウス(長田澪) photo/Getty Images

複数クラブが関心を持つ

ドイツ1部・ブレーメンに所属するGKミオ・バックハウスがバルセロナへの移籍を断ったようだ。

長田澪の名でも知られるミオ・バックハウスは、ドイツ人の父と日本人の母を持ち、かつて川崎フロンターレの下部組織やU-15日本代表でプレイした経験がある、日本にルーツを持つ選手だ。

身長194cmと恵まれた体格を持つ20歳のGKは、2018年にブレーメンの下部組織に加入。2022-23シーズンからはトップチーム昇格を果たすと、昨シーズンはオランダのフォレンダムにレンタルで移籍し公式戦33試合に出場。今シーズンからブレーメンに復帰していた。

そんなミオ・バックハウスにはさまざまなクラブから関心が寄せられている。ドイツ『Sky Sports』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、かねてより獲得に動いていたバルセロナが今夏に同選手を獲得し、育成のために他クラブへレンタル移籍させる考えを持っていたが、失敗に終わった模様。同選手は来シーズン、自分が正守護神としてプレイできるチームを望んでおり、理想はブレーメンで、それが叶わないのであれば他クラブへの移籍を考えているという。ミオ・バックハウスには昨夏はブライトンが、今冬はデンマークのFCコペンハーゲンが興味を示していたという。

今シーズンはブレーメンの正GKミヒャエル・ツェッテラーの牙城を崩すことができず、公式戦での出場はゼロ。出場機会をつかめずにいる状況だ。果たして今夏に活躍の場を移すことになるのだろうか。


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