バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキ photo/Getty Images
今季は公式戦43試合で38ゴール
ロベルト・レヴァンドフスキの勢いが止まらない。ラ・リーガでは前節ジローナ戦で2ゴールを記録し、リーグ戦では4試合連続ゴール。
今シーズン終了後にバルセロナとの契約が満了となるレヴァンドフスキだったが、今シーズンの全公式戦の55%以上に出場した場合には自動的に契約が1年延長されるという条項が現契約に中にふくまれていて、既に同選手の出場率が55%を越えているため来シーズンもレヴァンドフスキがバルセロナに残留することは確実となっている。
しかし、それ以降もレヴァンドフスキがバルセロナに残る可能性は低いようだ。スペイン紙『Sport』によれば、バルセロナは現時点でレヴァンドフスキに対して契約延長のオファーを提示しておらず、それに加えてドゥシャン・ブラホビッチ(ユヴェントス)、ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)、ジョナサン・デイビット(リール)あたりをレヴァンドフスキの後継者として獲得して世代交代を図る方針であるという。
今シーズンはハイパフォーマンスを披露しているとはいえ、36歳という現在の年齢を考えればいつまでもレヴァンドフスキに頼るのはリスクがあるというのがバルセロナ首脳陣の考えのようだ。
一方、レヴァンドフスキはドイツ紙『Sport Bild』とのインタビューの中で、「多くの人々が僕の年齢について話しているのは知っている。でも、僕は21歳とか22歳の頃からトップレベルで長年活躍できるための努力を積み重ねてきた」と語り、さらに「フィットネスの面での感覚は良いし、それにデータを見れば今の僕が数年前と全く同じであることが分かるはずだ」と健在ぶりを強調してバルセロナでプレイし続けることに意欲を見せていた。
あと1年契約が残っているのでバルセロナがすぐに結論を出す必要はないが、来年37歳になっているレヴァンドフスキに対して果たしてどのような対応をするのだろうか。