苦戦が続いている小笠原 photo/Getty Images
メジャー昇格が遠のく敗戦
ワシントン・ナショナルズ傘下3Aロチェスターの小笠原慎之介投手が日本時間7日、フィラデルフィア・フィリーズ傘下のリーハイバレー・アイアンピッグス戦に先発。4回9安打7失点の乱調で公式戦初黒星を喫した。
小笠原は今シーズン前に中日からポスティングシステムを利用してナショナルズと2年総額350万ドル(約5億4300万円)で契約。しかしオープン戦で5試合1勝3敗、防御率11.25と結果を残せず、マイナーで開幕を迎えていた。
2日に行われた公式戦で初登板すると、同じアイアンピッグス打線相手に6回67球、5安打6奪三振1失点と好投したが、この日は結果を残すことができなかった。
小笠原は初回こそ3者凡退と順調な立ち上がりを見せるものの、2回に2ランを被弾すると、3回には4安打を浴びて3失点。4回も長打を含む3安打で2失点と大量7失点を喫し、この回限りで降板。 オープン戦同様に不安定な投球を露呈してしまう厳しい結果となった。
今後は、一試合ずつ安定したピッチングを見せ続け、首脳陣の信頼を取り戻す必要があるだろう。彼の奮起に期待したいところだ。