“神FK2発”のデクラン・ライス、10点満点中「11点」を獲...の画像はこちら >>

強烈なFK2発で試合を決めたデクラン・ライス Photo/Getty Images

ロベカルもびっくりだ

UEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド81stレグでアーセナルはレアル・マドリードと対戦。3-0と大きな勝利を手にした。



この試合で大きな働きをしたのがMFデクラン・ライスだ。58分にフリーキックを直接沈めると、70分にも同じく強烈なフリーキックを右上隅ギリギリに叩き込んだ。いずれも素晴らしいコースとスピードであり、ビッグセーブを連発していたティボー・クルトワもこれにはお手上げだった。ライスはこれでCLの決勝ラウンドで、1試合で2発のFKを決めた史上初めての選手となった。

英紙『THE Sun』は、試合を決める活躍を見せたライスに異例の高評価。10点満点のレーティングで、なんと「11点」を同選手に与えている。

「ロベルト・カルロスは心底がっかりしただろう。フリーキックとはこんな風に決まるのだ。このスタジアムであんな歓声を聞いたことがなかった。一度でも素晴らしいプレイだったのに、二度もやったのだからとんでもない」

「ボールがあってもなくても、疾走感あふれる攻撃で全力を尽くし、トーマス・パルティに支えられながら、可能な限り頻繁に、そして素早く前線に飛び出した。これこそ私たちが見たいライスの姿であり、得点を挙げるべきだった。前半、至近距離からフリックシュートを放つも、相手にブロックされてしまった。
その後見事なヘディングシュートを放ったが、クルトワに弾き出された」

スタンドで見守っていた元レアルのロベルト・カルロス氏も、これには驚いたにちがいない。ライスの大活躍で先勝したアーセナルは、準決勝進出をかけて17日(日本時間)にレアルとの2ndレグに臨む。




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