ブライトンでプレイするオライリー photo/Getty Images
今季は怪我で思うようにプレイできていない
ブライトンが中盤からの得点数を増やすうえで、本来頼りたいのが24歳のデンマーク代表MFマット・オライリーだ。
オライリーが得点部分で貢献できることは昨季まで所属したセルティックで証明済みであり、昨季はスコットランド1部リーグで18ゴール13アシストと驚異的な数字を残している。
その活躍からブライトンに2500万ポンドの移籍金で引き抜かれることになったわけだが、ブライトンでの1年目は怪我もあって悔しいシーズンとなっている。ここまでリーグ戦14試合の出場に留まっており、足首と膝の怪我に悩まされている。成績も1ゴール1アシストと物足りない。
しかし、ポテンシャルは確かなものがあるはずだ。得点力に加え、189cmと大型セントラルMFである点も魅力的だ。5日に行われたクリスタル・パレス戦では先発から63分間出場したが、指揮官ファビアン・ヒュルツェラーもオライリーが先発に値する選手だと信頼を寄せる。
「彼は良いプレイを見せていた。今は引き続きコンディションを上げていくことが重要で、我々もサポートしてくつもりだ。彼は特別な特性を備えている。10番の位置でプレイでき、チャンスメイクからゴールも決められる。それは我々チームにとって特別なスキルであり、彼が私たちを助けてくれると確信している」(『Daily Record』より)。
本領発揮は来季からとなるかもしれないが、オライリーがセルティックで発揮していた得点力をプレミアの舞台でも発揮できれば、ブライトンはさらに面白いチームとなるはずだ。