C・パレスの指揮官グラスナー photo/Getty Images
ポステコグルーの将来は不透明
トッテナムは現在、来シーズンに向けた新指揮官探しに奔走していると考えられている。
今シーズンはアンジェ・ポステコグルー体制2年目を迎えたが、思うようなシーズン送ることができていないトッテナム。
主力選手の度重なる負傷離脱がトッテナムの今シーズンの低迷に影響していることは間違いないが、しばしばポステコグルー監督の手腕も疑問視されている。現在ベスト8まで進出しているELでタイトルを獲らなければシーズン終了後に解任される可能性も十分に考えられる。
トッテナムは今シーズン躍動しているボーンマスの指揮官アンドニ・イラオラ監督を第一ターゲットにしているが、同監督はボーンマスを離れる気がないと考えられている。そんななか、英『TBR Football』によると、トッテナムはクリスタル・パレスの指揮官オリヴァー・グラスナー監督に今は目を向けているという。
同メディアによれば、トッテナムはグラスナー監督の調査を開始しているようで、同監督の代理人と接触を開始したとのこと。
グラスナー監督率いるパレスは今シーズンの序盤こそ苦戦したが、試合を経るごとに調子は右肩上がり。パレスは強さを発揮しており、2025年に入ってからは公式戦15試合で11勝2分2敗と好成績を残している。さらにFAカップでは準決勝に進出しており、タイトルの可能性もある。
2026年まで契約を残すパレスはグラスナー監督と新契約を結ぶことを期待しているが、同監督はライプツィヒからの引き抜きの話もあるという。
ポステコグルーのトッテナムでの将来はELにかかっている。日本時間の11日に準々決勝1stレグ・フランクフルト戦を迎えるが、ベスト4に向けた先勝を飾ることができるか、注目だ。