《直近25試合で1ゴール》のみ ホイルンドはマンUのプレッシ...の画像はこちら >>

マンUでプレイするホイルンド photo/Getty Images

リヨン戦でも良いところなく

マンチェスター・ユナイテッドの最前線に入る選手には、どうしても厳しい視線が向けられるものだ。現在マンUの最前線に入るFWラスムス・ホイルンドは、そのプレッシャーの中で自分を見失っているのかもしれない。



マンUは10日にヨーロッパリーグ準々決勝1stレグでリヨンと対戦し、2-2で引き分けた。先発から63分間プレイしたホイルンドに良いところはほとんどなく、そのホイルンドに代わって途中出場を果たしたFWジョシュア・ザークツィーがチームの2点目を決めるなど、ホイルンド個人にとっては苦いゲームになったことだろう。

これでホイルンドはマンUでの直近25試合で1ゴールしか奪っていないことになる。その1ゴールもプレミアリーグで降格圏に沈むレスター・シティ相手のものだ。

リヨン戦でのパフォーマンスについては、仏『L’Equipe』からも10点満点中2点と辛口評価をつけられており、「全くチームに貢献しなかった。リヨン守備陣に簡単に抑えられた」と総括されている。

この結果に英『Daily Mail』は、来季レンタル移籍に出た方がいいとの見解を示している。ひとまずマンUでスポットライトを浴びる環境から離れ、本来の自分を取り戻した方がいいとの考えだ。

「22歳のホイルンドはスポットライトを浴びて萎縮しており、むしろ退化している。リヨン戦では63分の出場で11回だけボールに触り、シュートは1本だけ。先日のマンチェスター・シティ戦では15タッチでシュートはゼロ。ノッティンガム・フォレスト戦は45分で16タッチ、シュートは1本だ」

「ホイルンドはユナイテッドで再び前進するためにも、一歩後退する道を選んだ方が得策かもしれない。
もし彼がレンタル移籍を拒むというならば、ユナイテッドのユニフォームを着て長く活躍したいという彼の目標にはプラスよりマイナスの影響を与える可能性が高い」

現在はマンUからレアル・ベティスにレンタル移籍しているFWアントニー、アストン・ヴィラにレンタル移籍しているFWマーカス・ラッシュフォードが調子を上げていて、今季ブレイクしたアマド・ディアロもレンタル移籍で技を磨いてきた経歴を持つ。

ホイルンドもまだ22歳と若いため、焦りすぎる必要もないだろう。名門マンUのプレッシャーに押し潰されるよりは、別の選択肢を検討した方がキャリアのためになるのかもしれない。

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