ペップとオライリー photo/Getty Images
今季は左SBでプレイ
マンチェスター・シティは20歳MFニコ・オライリーと新契約締結に向けた交渉を開始したようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が報じている。
シティアカデミー出身のオライリーは2024年8月のコミュニティ・シールドでトップチームデビューを飾ると、今シーズンはここまで公式戦12試合に出場している。特にFAカップで印象的なパフォーマンスを見せており、同大会では4試合で3ゴール2アシストという素晴らしい数字を残している。
本職は中盤の選手だが、ディフェンスラインに怪我人が続出しているため左SBでの起用が多いオライリー。身長は193cmと恵まれた体格の持ち主である同選手は足元の技術だけではなく、スピードもありフィジカルコンタクトにも強い。
多才な若き逸材との現行契約は2028年6月までとまだ残っているが、今冬チェルシーが獲得を狙っていた。シティはこれを拒否しているが、オライリーの流出を避けるべく新契約の交渉を開始。シティとしては同選手との交渉に自信を持っているという。
シティの下部組織はこれまでも素晴らしい選手を輩出してきたが、コール・パルマーやリアム・デラップなどトップチームでは出番を得られず、移籍を果たした後に大ブレイクを遂げた選手も多い。
そのため、若手有望株のオライリーの将来も心配されていたが、シティはどうやら手放す気はないようだ。