キャプテンのブルーノ・フェルナンデス Photo/Getty Images
低迷を続けるチームにおかんむり
マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第32節でニューカッスルと対戦。1-4と敗れた。
この敗戦で、今季のユナイテッドはプレミアリーグ創設以来最低の勝ち点でシーズンを終えることになった。現在の勝ち点は「38」。残り6試合を全勝してもこれまで最低だった21-22シーズンの「58」には届かない。試合後にキャプテンのブルーノ・フェルナンデスは「このクラブはこれまでにこのような苦戦を強いられたことがない。ユナイテッドでプレイすれば、批判されるのは当然だ」と述べたが、クラブOBのロイ・キーン氏はこんなコメントに意味はないとおかんむりの様子だ。『sky sports』にて語っている。
「ブルーノは確かに前向きだが、今はただ印象操作をしているだけだ。意味がない。ユナイテッドの選手たちのインタビューをどうやって聞けばいいのかわからない。彼らが正直かどうか、わからないからだ」
「彼(ブルーノ)はチームメイトを信じていると言い続けているが、本当に優秀なチームメイトは互いに要求を突きつけるものだ。彼らはチームメイトでなく、ハッタリ屋だ。ブルーノは素晴らしい選手だと聞くが、彼のリーダーシップには依然として疑問符がつく。
「ニューカッスルは素晴らしかった。今のマンチェスター・ユナイテッドは、肉体的にも精神的にも弱いチームだと思う。ルベン・アモリムは頭を掻いているだろう。きっと、今のマンチェスター・ユナイテッドがどれほどひどいチームか信じられないだろう」
ストライカーは得点を取れず、GKは不安定だ。アモリム監督も必死に改善を試みているはずだが、兆しはなかなか見えてこない。キーン氏も、もう我慢の限界のようだ。