手応えも赤旗提示
サウジアラビアGPのフリー走行2回目で、ランド・ノリスが最速タイムを記録した一方、角田裕毅がレッドブル加入後初のクラッシュを喫した。注目の舞台で、マクラーレンとレッドブルの明暗が分かれる結果となった。
第2戦終了後にリアム・ローソンの代役としてレッドブルに昇格した角田は、最終コーナーで左側フロントタイヤをぶつけた後、反動で外側のバリアに激突。マシンは大破し、セッション後半のロングランは中断を余儀なくされた。
その混乱を尻目に、ノリスはマクラーレン勢をリードしてトップタイムをマーク。僅差の0.167秒差でオスカー・ピアストリが2番手につけ、短距離でも長距離でも他チームを圧倒する速さを見せた。
王者マックス・フェルスタッペンは、ノリスから0.280秒遅れの3番手。クラッシュした角田はフェルスタッペンから0.416秒差の6番手となった。
激戦必至の決勝を前に、マクラーレンが一歩抜け出した印象を残したが、角田のクラッシュが次戦へどのような影響を及ぼすのか。巻き返しに注目が集まる。
サウジアラビアGP・FP2の順位は以下の通りだ。
1.ランド・ノリス(マクラーレン)
2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
6.角田裕毅(レッドブル)
7.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(キックザウバー)
10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
11.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
12.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
13.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
15.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
16.オリバー・ベアマン(ハース)
17.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
18.ランス・ストロール(アストンマーティン)
19.エステバン・オコン(ハース)
20.ガブリエル・ボルトレト(キックザウバー)
A dramatic end to FP2 for Yuki Tsunoda
— Formula 1 (@F1) April 18, 2025
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