リーズの昇格に貢献した田中 photo/Getty Images
シーズンを通してハイレベルのパフォーマンスを披露
プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で勝ち点94を稼いで首位のリーズ・ユナイテッド、同じく勝ち点94で2位のバーンリーが昇格を決めるなど、チャンピオンシップの戦いもいよいよ大詰めだ。
そこで英『Football League World』は、チャンピオンシップの選手をポジション別にランキング化。
そのMF枠で2位に入ったのは、リーズMF田中碧だ。今季よりリーズでプレイする田中は、シーズン序盤からポジションをしっかりと確保。シーズンを通して安定したパフォーマンスを見せ、リーズのプレミア昇格に大きく貢献した。
「田中は夏に300万ポンドで加入したが、パフォーマンスが移籍金に見合うものだったのは間違いない。彼はイングランド2部のレベルでは滅多に見られないテクニックを披露している。深い位置からゲームをコントロールし、守備面でも天性の読みの鋭さでボールを奪い返すことも多い。来季もリーズはプレミア残留へ向けて彼の力を必要とするはずだ」
同メディアはこのように田中を評価しており、チャンピオンシップでのアピールは十分すぎるほどだ。来季プレミアでも力を発揮できるのか。ついに田中が5大リーグの1部でプレイする時だ。
その田中より高い評価を得たMFは、バーンリーでキャプテンマークを巻く29歳のジョシュ・ブラウンヒルだ。セントラルMFながら今季はチャンピオンシップで16ゴール5アシストの成績を残しており、まさに昇格の立役者だ。