バルセロナでプレイするペドリ photo/Getty Images
ロドリに続くMFのバロンドール受賞者となる可能性も
4月30日にチャンピオンズリーグ準決勝1stレグでインテルと対戦したバルセロナでは、FWラミン・ヤマルとハフィーニャが1ゴールずつを記録。インテルにリードを許す苦しい立ち上がりではあったが、3-3のドローに持ち込んだ。
このゲームでもヤマルとハフィーニャのパフォーマンスは圧巻で、バルセロナがこのまま3冠を達成した場合はバロンドールの有力候補となってくるのだろう。
しかし、同じバルセロナではMFペドリも忘れてはならない。中盤からチームを完璧にコントロールするペドリもまたバロンドール候補に挙げるべき名手であり、『UEFA』によればペドリ自身もバロンドールには関心があるという。昨年に同じ中盤をこなすマンチェスター・シティMFロドリが受賞したことも刺激となったようだ。
「ロドリが受賞したことで、中盤を駆け回って試合のテンポをコントロールする選手もバロンドールを獲得できることが証明されたよね。彼の受賞を嬉しく思う。彼と代表で一緒にプレイするのは本当に楽しいんだ。彼は試合をコントロールし、ボールを奪い返し、前線に出てゴールも決められる。ピッチのあらゆるエリアで活躍してくれる選手だ」
「バロンドール獲得は僕の夢でもある。でも今季はあと1ヶ月ある。チームが3つのトロフィーを獲得することに集中している。それが何より重要だ。
現在のバルセロナはラ・リーガで首位を走り、スペイン国王杯はレアル・マドリードとのファイナルが残っている。CLは準決勝2ndレグでインテルを撃破しなければならないが、3冠を狙うだけの力はある。
攻守にフル稼働するペドリは3冠に絶対欠かせない存在であり、勝負の1ヶ月でもペドリのゲームコントロールがカギとなる。